産業看護師という職業

産業看護師とは、一般企業に勤める看護師のことです。その企業につとめる従業員の健康を管理したり、健康診断のデータの管理などを行っていたりします。産業看護師として働くメリットとして、まず福利厚生が挙げられます。産業看護師を採用している企業は、比較的大きな企業が多く、好条件の待遇が得られることが多くあるのです。それに、デスクワークがメインになりますから、病院で働く場合と異なり、体力的な負担を軽減させることもできます。加えて、強い緊張感を伴わない、というのもメリットです。病院で勤める場合、医療処置を施す機会が多く、失敗してはいけないという常に緊張感することになります。しかし、一般企業で働く場合、医療処置をする機会は少なく、そのように神経を張り詰めている必要がないのです。

産業看護師としての勤務にも、もちろんデメリットはあります。たとえば収入です。2012年、日本看護協会の調査によると、病院勤務をしている看護師の平均年収は、519万円となり、サラリーマンの平均年収を上回るものとなっています。しかし、産業看護師として、一般企業に務めた場合、給料面ではこれに劣っているようです。産業看護師は、夜勤がないため、病院勤務ではあるはずの夜勤手当などをもらうことができません。そのため、病院勤務の場合よりも収入が減ってしまうのです。

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